東北大学 金属材料研究所 量子ビーム金属物理学研究部門
研究者の方 学生の方 中性子利用をご検討の方 卒業生・研究室関係の方 研究室内向け
東北大学 金属材料研究所 量子ビーム金属物理学研究部門

ごあいさつ

 量子ビーム金属物理学研究部門(スピン構造物性グループ)には,スピンが絡む量子現象に興味を持つ者が集っています.絶縁体のフラストレート磁性,金属磁性,スピントロニクス基盤物質の磁性,超伝導体の動的磁性など広い対象を研究しており,スピンの特異な構造と動きの精密観測から,その発現メカニズムの解明を目指しています.研究手法の特徴は,高品質な単結晶の作成と中性子線やX線などの量子ビーム実験の組み合わせで,中性子によるスピンの新しい測定手法の開発も行っています.今年度からは核磁気共鳴の専門家が加わります.また国内,海外から客員准教授と,海外共同研究者数名を2週間から1カ月半ほど迎える予定です.スピン物性の新しい発見を目指して一緒に活動してみませんか.(研究内容

 

スピン物性と先端計測技術の専門研究室で,新しい研究を一緒に始めませんか.
大強度陽子加速器施設J-PARCのパルス中性子源に建設を進めている最先端中性子散乱装置が稼働を始め,
2010年以降停止していた定常中性子源JRR-3が再稼働を目前に控えた絶好の機会です.

研究室選びを始めた方へ
オンラインで研究室説明を致します.希望される方は、研究室にメールでご連絡下さい.

学生向けの研究室紹介スライドがあります.

学生向け研究紹介リーフレット

Publications» 最近の論文から

■ Observation of Magnon Polarization Phys. Rev. Lett. 125, 027201 (2020). Editors' Suggestion
                    press release
■ 鉄系梯子型化合物BaFe2(S1-xSex)3の電子相図 Phys. Rev. B 102, 035104 (2020).
■ よく知られたT'構造Eu2CuO4における奇妙な磁気発展 to appear in Phys. Rev. B
■ 中性子散乱で見えた!イリジウム酸化物の磁気励起 arXiv:2006.12074.
■ 偏極スーパーミラーを利用した広角スピン分析 Nucl. Instrum. Methods Phys. Res. A 976,164272 (2020).
■ PrTi2Al20における強四極子秩序変数の磁場によるスイッチング 固体物理 55, 15 (2020).
■ 酸素K端X線吸収分光法によるT*構造銅酸化物の電子相図の再考 J. Phys. Soc. Jpn. 89, 075002 (2020).
■ 高圧合成した複合アニオン系Ba2CoO2Ag2Te2の構造と磁性 Inorg. Chem. 59, 8121 (2020).
■ ホールドープ超伝導体における二種類の磁気励起の共存 arXiv:2005.11025.
■ La1.8Eu0.2CuO4とNd2CuO4に対する異なる還元アニール効果 arXiv:2005.10681.
■ Raman散乱で視るNiGa2S4のnematicity arXiv:2005.06073.
■ 核断熱消磁冷凍機を用いたCeCoIn5の超低温NMR arXiv:2004.11730.
■ 重い電子超伝導体CeNiGe3におけるふたつの圧力誘起超伝導相 J. Phys. Soc. Jpn., 89, 063702 (2020).
■ 電荷秩序した超伝導体の格子・電荷・スピンダイナミクス間相互作用 Phys. Rev. B 101, 174508 (2020).
■ 電荷秩序した銅酸化物における磁気不均一性 Phys. Rev. B 101, 184505 (2020).
■ PrTi2Al20の強四極子秩序相の磁場方位依存性 J. Phys. Soc. Jpn. 89, 043701 (2020).
■ II型Weyl半金属実現に向けた新奇磁性体開発 Phys. Rev. B 100, 195103 (2019).
■ 精密中性子構造解析で探るNi酸化物の電子軌道 J. Phys. Soc. Jpn. 88, 114602 (2019).
■ ホールドープしたニッケル酸化物の局在的電荷励起 arXiv:1909.01942.
■ KSbO3型構造を持つ半金属La3Ir3O11の輸送特性 J. Phys. Soc. Jpn. 88, 093706 (2019).
■ 古くて新しいT*構造銅酸化物高温超伝導体 ー磁性の起源についてー J. Phys. Soc. Jpn. 88, 084709 (2019).
■ 超伝導と共存・競合する二種類の電荷秩序 Nature Commun. 10, 3269 (2019). Press release
■ PrTi2Al20における磁場による強四極子秩序変数のスイッチング J. Phys. Soc. Jpn. 88, 084707 (2019).
■ 電流印加によるMnSiの磁気スキルミオン格子の回転 Commun. Phys. 2, 79 (2019). Press release
■ 中性子と二次高調波生成で解明するBaFe2Se3の極性状態 Phys. Rev. B 99, 241109(R) (2019).
■ 銅K吸収端 共鳴X線非弾性散乱でみるNd2-xCexCuO4の電荷励起 J. Phys. Soc. Jpn. 88, 075001 (2019).
■ 籠目格子反強磁性体Cs2Cu3SnF12の磁気構造と高磁場磁化過程 Phys. Rev. B 99, 224404 (2019).
■ T'構造銅酸化物の電子状態に対するCe置換効果とアニール効果 J. Phys. Soc. Jpn. 87, 094710 (2018).
■ 超過剰ドープ銅酸化物における強磁性揺らぎ Phys. Rev. Lett. 121, 057002 (2018).
■ Time to launch POLANO AIP Conf. Proc. 1969, 050001 (2018).
■ J-PARCの中性子チョッパー分光器4SEASONSの装置分解能 AIP Conf. Proc. 1969, 050004 (2018).
■ フラストレーションのある二本足梯子物質のスピンによる熱伝導 J. Phys. Soc. Jpn. 87, 074702 (2018).
■ 高圧力下X散乱実験で明かすYBa2Cu3O6+δの構造乱れの役割 Phys. Rev. B. 97, 174508 (2018).
■ La1.885Sr0.115CuO4における電荷・スピン秩序の研究 Phys. Rev. B 97, 064511 (2018).
■ NMRを駆使した超伝導体LSCOの電荷秩序の再調査 Phys. Rev. B 96, 224508 (2017). Editors' Suggestion
■ 電子ドープ型銅酸化物超伝導体の堅固な電荷秩序 Phys. Rev. X 7, 041066 (2017). Press release
■ J-PARC/MLFにおける中性子散乱装置群 Quantum Beam Sci. 1, 9 (2017). 
■ La2-x(Sr,Ba)xCuO4の分散を持つ電荷励起 Phys. Rev. B 96, 115148 (2017).
■ 温度履歴に依存した磁気スキルミオン相の温度磁場相図確定 Phys. Rev. B 95, 134412 (2017). 
■ ドープされたキャリア近傍の局所強磁性相関 Phys. Rev. B 95, 165108 (2017).
■ 擬ギャップ温度以下で発達する銅酸化物高温超伝導体の磁気励起 Phys. Rev. B 95, 024504 (2017).
■ 擬カゴメ近藤格子物質のメタ磁性転移と部分無秩序 J. Phys. Soc. Jpn. 86, 034709 (2017).
■ 鉄系梯子型物質における置換と圧力による絶縁体金属転移の誘起 J. Phys. Soc. Jpn. 86, 024701 (2017).
■ カイラル磁性体における磁気構造解析を通した電気分極の解明 Phys. Rev. Lett. 117, 047201 (2016).
■ ミュオンでみる銅酸化物高温超伝導体の局在・遍歴磁性 J. Phys. Soc. Jpn. 85, 124705 (2016).
■ 高温超伝導の背後にある強い電子相関 J. Phys. Soc. Jpn. 85, 114716 (2016).
■ 重い電子系における空間反転対称性の破れの効果 J. Phys. Soc. Jpn. 85, 104703 (2016). 
■ 重い電子系化合物における超伝導と非フェルミ流体挙動 J. Phys. Soc. Jpn. 85, 094713 (2016).
■ 銅酸化物高温超伝導体におけるエネルギー階層的磁気励起構造 RADIOISOTOPES 65, 469–479 (2016).

News & Topics  » 今後の予定» 過去の一覧


2020年7月6日
南部准教授の論文がPRL Editors' Suggestionに選ばれました.
2020年6月25日
共同利用も徐々に再開.名古屋大の石崎君が,結晶育成のため研究室に滞在されてます.
2020年6月23日
来所可能となり,学生とスタッフ全員,試料合成,評価,実験など頑張ってます.
2020年6月15日
PrTi2Al20の研究成果(谷口助教)が,「固体物理」にトピックス記事として掲載されました.
2020年6月11日
T*構造銅酸化物に関するX線吸収分光の論文(浅野君)が,JPSJに掲載されました.
2020年6月1日
オンサイトの研究活動を再開しています.また,MLFで代行測定を行なって頂いております.
2020年5月29日
今週は全員が一度は来所し,作業の安全確認を行いました.
2020年5月24日
在宅勤務期間を活かし,論文三編(中性子,X線,ミュオン)を執筆,投稿しました.
2020年5月18日
オンサイト活動に向けた準備を少しずつ進めています.
2020年5月18日
出版・投稿論文をアップデートしました.
2020年4月16日
オンラインでラボミーティング,スタッフミーティングを行なっています.
2020年4月1日~
COVID-19の状況を鑑み,当面の間,学生の学外実験は中止することにいたしました.
2020年4月1日
川又君がGraduate Program in Spintronicsの大学院生に採用されました.
2020年4月1日
D1の谢君,M1の橋本君,B4の大里君が新たに研究室に加わりました.
2020年3月31日~
浅野君が博士の学位を取得し卒業しました.おめでとう.5年間お疲れさま.
2020年3月18日
研究室学生と若手研究者による座談会「博士進学とその先」を行いました.
2020年3月16日~
現地開催は中止ですが,高濱君,北澤君,浅野君,谷口助教の物理学会発表が成立.
2020年3月9日~
川又君,川本君,南部准教授が,AMATERASで中性子非弾性散乱実験を行いました.
2020年3月6日~
北澤君,梅本君,池田助教が,4SEASONSで中性子非弾性散乱実験を行いました.
2020年3月3日
浅野君,工藤君の壮行会(昼の部)を行いました.
2020年2月27日~
REIMEI国際ワークショップで,川本君,谷口助教,藤田教授が発表しました.
2020年2月14日
研究室の大学院修了予定者一同による謝恩会がありました.
2020年2月14日
川又君と高濱君が,片平地区理物4年生卒業研究発表会に臨みました.お疲れ様.
2020年2月11日
南部准教授がスピントロニクスのシンポジウムで招待講演を行いました.
2020年2月7日~
高濱君,浅野君,谷口助教,池田助教が,POLANOで中性子非弾性散乱実験を行いました.
2020年2月3日~
梅本君,川本君,工藤君が,修士論文審査会に臨みました.
2020年2月3日
マグノン極性に関する研究成果が,物理学科のHPにトピックスとして掲載されました.
2020年1月31日
浅野君が,博士論文審査会に臨みました.
2020年1月24日~
B4の川又君が,中性子散乱実験およびのCROSSインターンで,MLFに行きました.
2020年1月20日~
陳 逸舟くんが研究室に加わりました.
2020年1月14日~
スウェーデンMAX IVとの連携ワークショップを開催しました.
2020年1月14日
どんと祭裸参りがあり,研究室から谷口助教と学生4名が参加しました.
2020年1月8日~
CROSSroadsワークショップ「量子ビーム実験施設における試料環境」に参加しました.
2020年1月6日~
M1北澤君と谷口助教が,新学術「J-Physics:多極子伝導系の物理」の全体会議で発表しました.
2020年1月3日
本年もよろしくお願いいたします.ギャラリーを更新しました.
2019年12月27日~
忘年会をしました.怒涛の一年でしたが,無事に終えられそうです.ありがとうございました.
2019年12月20日~
B4高濱君,D3浅野君,谷口助教,藤田教授が指宿の研究会に参加し,発表しました.
2019年12月17日~
琉球大学の小林先生が,単結晶作りのために研究室に滞在されました.
2019年12月16日
M1の北澤君と池田助教が,J-PARC MLFで今年最後の中性子散乱実験をしました.
2019年12月12日
横浜で開催された国際会議MRM2019で,藤田教授が発表しました.
2019年12月9日~
ISISのGøran Nilsen氏が,一週間ほど研究室に滞在されました.
2019年12月1日~
4年生の高濱君,D3の浅野君,谷口助教,藤田教授がイギリスのISISで実験しました.
2019年11月27日~
金研講演会が開催され,川本君がポスター賞を受賞しました.おめでとう!
2019年11月13日~
スイスPSIのHautle Patrick氏が,偏極中性子共同研究で東海村と仙台に滞在されました.
2019年11月5日~
オーストラリアANSTOのMaxim Avdeev氏が10日ほど研究室に滞在されました.
2019年11月~
スウェーデンの放射光施設MAX IVと合同開催するワークショップの準備をしています.
2019年10月28日~
M1の唐君と北澤君が,若手向けの中性子・ミュオンスクールに参加しました.
2019年10月25日~
高濱君,工藤君,浅野君,谷口助教と藤田教授が,SPring-8でXAFS実験を行いました.
2019年10月23日~
M2の梅本君と池田助教が,SPring-8でXAFS実験を行いました.
2019年10月21日~
実験に向け,みんな,試料作りなどの準備を頑張ってます.電気炉もフル稼働中.
2019年10月14日~
南部准教授と池田助教が,ドイツのHZBで中性子実験を行いました.
2019年10月11日
オークリッジ国立研究所の松田さんが研究室に来て下さいました.
2019年10月10日
晴天の空のもと,芋煮会を行いました.
2019年10月2日~
HZBのProkhnenko氏が来所.3月に続き,連携協力について話しました.
2019年9月23日~
谷口助教が,岡山で開かれた国際会議SCES2019に参加し,ポスター発表しました.
2019年9月16日~
南部准教授が,偏極中性子WSHYSPECでの実験のため,米国のORNLに行きました.
2019年9月15日~
研究室合宿に行きました.先発組は恐山まで.遠野で後発組と合流し,夏油温泉に行きました.
2019年9月9日~
物理学会に参加しました.学生はM2全員と浅野君が発表.行きは台風のためてんやわんや….
2019年9月4日
D3の浅野君が,第22回XAFS討論会(京都大学)で学生奨励賞を受賞しました.
2019年9月2日~
第3回中性子科学の活性化討論会を作並温泉で行いました.
2019年8月22日~
CROSSとの連携ワークショップを開催.多数ご参加頂き,ありがとうございました.
2019年8月20日~
M2の梅本君が,今年もKEKのサマーチャレンジにTAで参加させて頂いてます.
2019年8月19日
筒井智嗣先生(高輝度光科学研究センター)のセミナーを市坪研究室と合同で行います.
2019年8月15日
夏休み中ですが,数人が試料合成など頑張ってます.院試ももうすぐ.
2019年8月7日
LSCOの研究成果をプレス発表しました.スタンフォード大などとの共同研究です.
2019年8月5日
一日かけて,今年度4ヶ月間の活動報告会をしました.7日に打ち上げも開催しました.
2019年8月5日~
M1の北澤君が,対称性・群論トレーニングコース in 高野山に参加させて頂きました.
2019年8月1日
谷口さんが助教になりました!
2019年7月29日~
M2の梅本君が,対称性・群論トレーニングコース@つくばに参加させて頂きました.
2019年7月25日
暑くなってきました.暑さに負けず,谷口博士研究員と四年生で「磁性ゼミ」を継続実施中.
2019年7月23日
D3の浅野君の論文がJPSJのweb版に掲載されました.
2019年7月16日
谷口博士研究員の論文がJPSJのweb版に掲載されました.
2019年7月12日
MnSiの研究成果をプレス発表しました.多元研,NIST,PSI,理研との共同研究です.
2019年7月5日
第14回東北大中性子散乱物性研究セミナー(講演者:谷口博士研究員)を開催しました.
2019年7月1日~
ミュオン実験の成果報告会で浅野君,南部准教授,藤田教授が発表しました.
2019年6月~
研究室の所属学生による「学生の声」を更新中です.
2019年6月28日
M2の梅本君が,学際高等研究教育院の修士研究教育院生に採用されました.
2019年6月23日~
藤田教授が,イスキア島で開催された国際会議SUPER STRIPESで招待講演をしました.
2019年6月16日~
東京で開催された国際会議SNS2019で,浅野君がポスター発表しました.
2019年6月13日~
国際ワークショップを開催しました.連日,貴重な発表と活発な議論があり盛況でした.
2019年6月9日
秋保木の家ロッジに合宿に行きました.6月も行事が盛りだくさんですね~.
2019年6月6日
Ruihua He先生のセミナーを行いました.
2019年6月5日
13年くらい続いている金研若手飲み会に今年も参加いたしました.
2019年5月27日
新学術「ハイエントロピー合金」京都会議に池田助教,M2梅本君,M1北澤君が参加しました.
2019年5月23日
西湖大学のRuihua He先生に一ヶ月ほど客員で滞在頂き,共同研究を進めます.
2019年5月15日
ESSの新井先生にご来所頂き,所長とのお話の後,セミナーを行なって頂きました.
2019年5月4日~
藤田教授が香港で開催されたGordon Research Conferenceに参加しました.
2019年5月1日~
10連休のGW中ですが,学生が頑張ってます.令和時代もよろしくお願いいたします.