東北大学金属材料研究所 共同利用重点課題研究会
-銅酸化物高温超伝導体におけるスピン・電荷協奏相関の包括的理解に向けた研究-
東北大中性子散乱物性研究グループ ワークショップシリーズ第4回
研究会「量子ビーム利用技術の発展と物性研究」
【日時】 平成28年2月19日(金)~20日(土)
【場所】 東北大学金属材料研究所、国際教育研究棟2階セミナー室
http://www.imr.tohoku.ac.jp/ja/access.html
秋保温泉ホテル瑞鳳
【プログラム】
2月19日(金)
12:55-13:00 はじめに 脇本秀一(JAEA)
【量子ビーム利用の発展と最近の成果】 座長 藤田 全基(東北大金研)
13:00-13:30 X線発光分光による鉄系超伝導体の局所磁気モーメントの観測 石井 賢司(JAEA, SPring-8)
13:30-14:00 高エネルギーX線を利用したコンプトン散乱イメージングの進展 櫻井 吉晴(JASRI)
14:00-14:30 La2-xSrxCuO4の準粒子構造 吉田 鉄平(京都大学)
【理論研究の最近の展開と量子ビーム利用への期待】 座長 鈴木 謙介(東北大金研)
14:45-15:15 多軌道系を含む強相関電子系に対する非弾性X線散乱の理論 遠山 貴己(東京理科大)
15:15-15:45 単バンドと3バンドのハバード模型の基底状態 田村 駿(東北大理)
15:45-16:15 層状銅酸化物高温超伝導体におけるプラズモン励起 山瀬 博之(NIMS)
16:15-16:45 量子スピン系の磁気誘起相と励起スペクトラム 杉本 貴則(東京理科大)
【ナイトセッション】 ホテル瑞鳳
20:00-20:30 Bi-2201系銅酸化物における極過剰ドープ領域での強磁性ゆらぎ 足立 匡(上智大学)
20:30-21:00 ホールドープ系銅酸化物における階層的磁気励起 佐藤 研太朗(東北大金研)
21:00-21:30 銅酸化物超伝導体における磁気励起とフォノンの結合について 池内 和彦(CROSS)
21:30- 施設報告と将来展望 MLF_中島健次, SPring-8_櫻井吉晴, JRR-3_脇本秀一
2月20日(土)
【量子ビーム利用の新展開】 座長 南部 雄亮(東北大金研)
10:30-11:00 共鳴軟・硬X線共鳴散乱によるマルチフェロイック物質の構造物性研究と
ミュオンを用いた相補利用研究への展開 木村 宏之(東北大多元研)
11:00-11:30 中性子で見る格子歪とその電子状態変化 社本 真一(JAEA)
11:30-12:00 「乱れた構造」と実空間ダイナミクス解析の現状 菊地 龍也(JAEA J-PARC)
12:00-12:30 重い電子超伝導体CeNiGe3の圧力効果と単結晶磁気構造解析 池田 陽一(東北大金研)
日中のセッションは登録不要、参加費無料です。
【問合せ先】:藤田 全基(東北大金研)
E-MAIL : fujita@imr.tohoku.ac.jp
電話 : 022-215-2035
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